浴衣からmodernを感じてみませんか
記事中での意味:当世風、当時の今風=レトロ
夏祭りや花火に浴衣…。きっと誰もが一度くらいは着たことがあるのではないでしょうか。浴衣で出かける時にはいつもわくわくした特別な感じがします。”ゆかた”は、昔からある古き良き伝統の中に最近のファッションを取り入れることもできるオシャレで便利な着物です。型にとらわれず気軽にコーディネイトできるという魅力を楽しみましょう!
浴衣の魅
夏と言えば”ゆかた” !と思い浮かべる人も多いですよね。浴衣は夏の着物ですから、夏を快適に過ごせるような魅力がたくさんあります。 風通しの良さ 浴衣は他の着物と違って何枚も重ね着せずそのまま着ることができるのが特徴です。 一枚の布のような浴衣を身体に巻きつけて着るので、袂や胸元など、すきまから風が入って抜けていきやすいという構造になっています。肌の露出が少ないけれどサラッとした着心地なので涼しいということです。 雰囲気の良さ 普段洋服を着ていることの多い私たちにとって、”ゆかた”を着ている時はいつもとはちょっと違った非日常的な雰囲気を楽しむことができます。 祭りや花火などのイベントの時はもちろん、歩きなれた街中を歩くときに”ゆかた”を着ているだけで、周りの雰囲気も違ってきます。浴衣を着ていると、ゆったりとして心に余裕ができるような気がする人も多いのではないでしょうか。 【浴衣を着ている特別感】【いつもとは違った雰囲気】を、着ている人も周りの人も味わえるのは、浴衣ならではですね。
モダンの魅
従来の日本人の美しさ、淑やかさを上手く引き出してくれるのが最大の魅力なのではないでしょうか。 その魅力に注目が集まり、今年の浴衣のトレンドはレトロモダンと言われています。 落ち着きをアピールしつつも華やかな浴衣を今年から取り入れていきましょう。 大正ロマン風 少し派手な浴衣はちょっと・・・という方や大人しめの色合いすぎるのも苦手そんな方に大正ロマン風の浴衣がおススメです! 帯も浴衣の雰囲気に合わせて少しくすんだレトロな色でまとめてみましょう。 また、縞模様の浴衣は縞のカラーによって印象もガラっと変わります 赤やネイビーなどの濃い目の色合いはレトロ感もアップ! 大人モダン 上品に魅せたいそんな方には白や淡色のしっとりした浴衣、涼やかに美しく大人モダンがおススメです! 薄地の色合いに一輪華、薄紫に紫陽花など視界いっぱいに清涼感が満ちる浴衣はとても魅力的ですよね。 挿し色で帯は濃い原色にしても良いですし、淡色系で合わせても美しいですね。 アクセサリーでロマンモダン 櫛やかんざしなど、”ゆかた”に合ったアクセサリー系の小物でモダンを演出するのも良いですね。 細々して煌びやかな物より、単色で大ぶりな物がグッとモダンな感じを引き出してくれます。 かんざしと帯留めを合わせて自分だけの”ゆかた”を作り出すのもおしゃれですよね。