学生時代、なんとなくノートにイラストを描いてみたり、重要な部分を目立たせるためにマークを描いたりしたことはありませんか?
そんなところからアートが生まれたのが「ボールペンアート」。
そんなボールペンアートの魅力に迫ってみました。
■ 気軽に始められるのが魅力
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世界で溢れているデザインの数々。日常で目にするチラシや看板、洋服、インテリア、建物もすべてアート。私たちが日ごろ、何気なく使っているものにもデザインが詰まっているのです。アートとかデザインとか私には無縁…と思う方も多いと思いますが、誰でも気軽に始められるのが、ボールペンアート。
ボールペンなら、物心ついた頃から使っていますよね。ボールペンだけで果たして“アート”になるのだろうか?というのが本音なのではないでしょうか。ところが、この“ボールペンアート”がとても気軽に簡単に楽しめるのです。
■ ボールペンアートのコツ
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お友達や会社の人に渡すメモ帳や付箋がちょっと可愛くできたらいいのに、と思ったことはありませんか?コツさえ覚えれば、イラストを描くのが苦手でも、とっても簡単に描くことができます。
その1.飾り線を描く
飾り線はシンプルな形のくり返し。便せんの装飾として描いたり、ふせんの縁に描いて、寂しいスペースに埋めると華やかになりますね。ただの線や丸だけでもそれっぽく見えます。くりかえす間隔をなるべく均等にするのがコツです。慣れてきたら複雑な形にも挑戦してみたら、自分だけのオリジナルメモ帳ができますね。
その2.吹き出しやフレームが便利
フレームやふきだしでメモを囲うと、目立ちやすくなり、かわいくなって一石二鳥。応用が効きやすいので、いろいろなバリエーションを楽しめます。中に空間があるイラストなら、何でもフレームに使えます。メモの内容に合わせた絵を使うと、見た目にも楽しくて、わかりやすいメモになりますね。
■ 好きなものを好きなように
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美大やデザインの学校を出ていなかった人でも”ボールペンアーティスト”として活躍する女性もいます。授業中に大学ノートにこっそりイラストを描いたことがある方は多いのではないでしょうか。ただ、楽しく好きなものを好きなように描く。これが、続けていける秘訣になるのかもしれませんね。塗り絵やイラストを描くことなどは、右脳が刺激され、記憶力の向上や認知症防止にもなるのだとか。この機会にボールペンアートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。