《Is there the “ninja”?》
「日本に忍者はいるの?」外国人の友人がいる方は、そんな質問を受けたことがあるかも知れません。
そんなときは、こっそり「いるよ」と教えてあげましょう。きっと、とても喜んでくれるはず。外国人は、みんな忍者が大好きなのです。
今回は、外国人たちを魅了する”ninja”の魅力を改めてご紹介します。忍者が好きなひともそうでないひとも、この機会にもう一度忍者のことを知っておきましょう!
なぜ忍者が人気なのか
- バットマンの親は忍者だった!?
アメリカで人気のアメコミヒーローとして語られているバットマン。実はこのバットマン、忍者がモデルになっているのです。映画『バットマン・ビギンズ』の中では、バットマンが忍者の修行をするシーンも。国民的ヒーローを通して、忍者はアメリカ人、そしてその映画を観た世界中のファンたちの間に浸透していきました。子どもの頃に憧れたヒーローやヒロインの姿って、大人になっても覚えているものですよね。そんな憧れの象徴の一つとして、忍者があるのかも知れません。
- 寡黙なオリエンタルマジシャン
忍者の特筆すべき点として、彼らの操る忍術があります。忍者は不可思議な力を使って
魔法のようなことをやってのける、オリエンタルマジックの使い手なのです。
また言葉を発さず、誰にも気取られないまま暗躍する姿にも心を惹かれるのだとか。語る言葉を持たないミステリアスな在り方も、外国人たちを惹きつける魅力の一つなのでしょう。
- なんといっても忍装束!
日本のアニメ等にも描かれる忍装束は、隠密行動のために地味さと動きやすさを重視したシンプルなものです。余計なものを削ぎ落とした機能美に溢れる忍装束は、鮮やかな色の多い外国人にとっては新鮮でエキサイティングな姿なのです。
“Wabisabi”の言葉もある通り、日本は古来より質素なものを好みます。忍者に魅了される外国人たちは、忍装束の中にもそういった日本人の心を感じているのかも知れませんね。
- 忍者スポットに行ってみよう!
そんな”ninja”好きの外国人に教えたくなる忍者スポットが、実は日本にはたくさんあります。長野県の戸隠、滋賀県の甲賀、三重県の伊賀は有名ですよね。中には忍者体験を行っている場所も。それ以外にも各地の江戸村など、忍者を題材にした観光スポットは数多くありますので、是非忍者好きな外国人を連れて行ってあげましょう!
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さて、今回は忍者の魅力についてお届けしました。外国人に大人気の忍者ですが、もちろん日本人にも忍者好きという方はたくさんいます。特に最近はアニメや映画のヒットによって、『忍者』の言葉を聞くことも増えたのではないでしょうか。
日本に住んでいると、日本のイメージって分かりにくいもの。何気なく生活していると日本の魅力はなかなか見つからなくて、意外と外国の方のほうが知っていたりするのです。忍者に限らず、実は見落としていた魅力があるかも知れません。日々の生活に追われる