「少女漫画」というものを手に取ったことはありますか?
“少女漫画”とは、可愛らしい絵にきれいな描写と、作品世界の情趣を大切にした若年女性に好まれやすいジャンルです。
少年漫画などとは違い、“少女漫画”と表されるものの大部分が恋愛を大きく取りあげています。
少女マンガというと、「女性が読むもの」という感覚が染みついていて、中々見る機会がない方も多いのではないでしょうか。
少女マンガを想像させると、「甘々な恋愛一色」と思われがちです。
実際に恋愛を題材にする作品が多くありますが、そんな恋愛にも様々な背景があり、シチュエーションがあり、どんな時代でも、どんな人でも、楽しく読むことのできる素敵な作品が数多く揃っています。
そんな中で、少女漫画が気になる方にぜひ今読んでほしい!誰もが夢中になれるような作品の数々を、ご紹介したいと思います。
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ヒロイン失格 著・幸田もも子
~誰にも譲れない大好きな人~
ヒロインの”はとり”は小さい頃からずっと一緒だった、大好きな幼馴染の“利太”に、突然彼女が出来てしまい、落ち込んでしまう。しかし、はとりは諦めず、理想の王道ヒロインを極める利太の彼女に抵抗し、「邪道ヒロインになってやる!」と、どんな方法を使ってでも利太を振り向かせようと奮闘するヒロインらしくないヒロインが主人公のお話です。
利太を追いかけると思いきやイケメンの同級生に迫られ、うつつを抜かしたり、感情の起伏が激しいはとり。今までの少女漫画の概念を吹き飛ばすような言動に驚かされたり、少年漫画に出てきがちな、普通ならあり得ないギャグ路線の高さに吹き出してしまうほどの笑いどころや、どんなに頑張っても想いが届かない、切なすぎる心理描写に思わず涙すら流してしまう場面など、見どころ満載。漫画は全10巻。見ごたえ抜群の作品です。
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日々蝶々 著・森下suu
~初々しすぎる二つとない純愛~
誰もが振り向くような美貌をもちながら、今まで一切男の子と関わってこなかった美少女“すいれん”と、女の子に免疫のない空手一筋の堅物男子“川澄”の二人が織りなす、探り探りでおぼつかない恋。読んでいるこちら側がむず痒くなるくらいのじれったい恋模様を応援したくなるような作品「日々蝶々」。男の子に苦手意識のあった主人公の“すいれん”は、「高値の花」ともてはやされ、困り果てた所を助けてくれた硬派男子“川澄“に思いを寄せはじめ、不器用ながらに恋だと気づいていく、清楚で清らかな純愛物語。二人だけに留まらず、二人を支える多くの周りの仲間たちの恋愛も注目の一つになっています。ふわふわとした優しい雰囲気の絵柄に、キラキラした恋を連想させてくれる王道恋愛漫画。全12巻ととても読みやすい長編作。
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虹色デイズ 著・水野美波
~誰もが共感!とびきり青春ライフ~
ごく普通の男子高校生、なっちゃんこと“羽柴夏樹”、まっつんこと“松永智也”、けいちゃんこと“片倉恵一”、つよぽんこと“直江剛”の、退屈ながらも「青春してる!」と思えるような、最高にくだらなくて最高に楽しい、高校生ならではの毎日を描く青春ラブコメです。赤点をとったテストの再試、知らぬ間に彼女を作っていた友達、全力で遊ぶ体育、放課後に食べるアイスのおいしさ。誰もが学生時代に体験したことのある、懐かしいあの時の自分を思い出しながら読める、楽しい作品です。主人公のなっちゃんを中心に、おバカ騒ぎ4人組のそれぞれの恋模様や、4人を取り巻くライバル、仲間、友達との笑いの絶えない日々。どれも見逃せないお話となっています。コメディー要素も多く、男性でも楽しみながら読める作品。
~最後に~
「少女漫画」とは一概に言っても、種類も多く、せっかく気になっても内容や絵柄などによって、どれを読めばいいかわからない、なんてこともあるかと思います。
そんな時でも少女漫画は、たくさんのジャンルに長けていて、甘々の雰囲気のものだけでなく
青春を題材にしていたり、ファンタジーの世界が舞台だったりと読めばハマるものが多く揃っています。
この機会に少女マンガを読んでみては
いかがですか?