革の魅力と選び方

もうそろそろクリスマスがやってきます。今年もあっという間ですね。
クリスマスといえば男性にプレゼントを買う方も多いのではないでしょうか。
しかし、男性へのプレゼントは悩んでしまうもの。

革といっても、5000円程度のお手軽なものから10万程する高級革までと幅広いですよね。
選ぶのに苦労してしまいそうですが、どんな種類のものがあるのでしょうか。
今回は、そんな男性への贈り物で定番の”革製品”についてご紹介したいと思います。

 

 

□ 味を楽しむ、革の魅力□

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革製品は、使い方に応じて馴染んで柔らかくなったり、だんだんと深い色合いになってきたりと、使い込んだ感じが出てくるものです。

色などの雰囲気が変わってくるエイジングが、なんといっても革の魅力ではないでしょうか。
エイジングを楽しみたい方は、黒よりは茶色の革のほうが、より変化を目で楽しむことができるのでオススメです。
革の加工方法によってエイジングの仕方は異なってくるので、変化の度合いの違いも楽しめます。

買った時がベストな状態で後は劣化していくものが多い中で、長く使うことでその魅力が増します。

 

□ 動物で違う質感 □

革製品には、たくさんのブランドがありますが、製品だけでなく革素材も気になりますよね。
柔らかいものや弾力があるもの、やさしい質感のものや滑らかなものと様々です。
自分のお気に入りの革がきっと見つかるハズ。

牛、豚、馬、ヤギ、ワニやヘビなど、種類は様々。
そして、同じ動物でも歳や性別によっても細かく区別され、使う部位によって質感もまったく違います。

牛革・・・古くから利用されている革素材の代表が牛革です。仕上がりが美しく丈夫であり、流通量も多いので好まれます。牛革は月齢や性別などによって名称や性質が変わってきます。bf7d77a01b41aa0f7a045f69514908c2_s

馬革・・・牛革に比べて繊維構造が粗く全体的に薄いので強度は落ちますが、分柔軟性に富んでいます。

鹿革・・・柔らかで、手触りがよく、耐水性に優れているなどの特徴がある鹿革。
セーム革は、水分を吸収しやすいながらも硬くならず、伸びても元に戻る性質。

山羊革・・・ゴートスキン(おとな)の革は薄いですが強度に優れ緻密な繊維をもちます。柔らかいのに丈夫で型くずれしにくい点も特徴です。キッドスキン(仔山羊)はゴートスキンに比べてさらに薄くて軽く、高級靴や手袋、衣類などに使われています。

羊革・・・羊革のことをシープ、生後1年以内の仔羊をラム。毛穴によるキメが細かく、薄くて柔らかいのが特徴。しかし繊維が粗いため、強度が必要な革製品にはほとんど利用されない。

□加工方法で変わる感触□

53aecbaadacbf925306060d2eeaf7cd9_sまた、原料や部位だけではなく、加工方法も様々。
加工の仕方でも感触が異なるので、お店によってもまったく違う革が楽しめるということですね。

革の表面をやすりなどでこすって毛羽立たせ仕上げた革を「スエード」。
かばんや靴などに見られるツヤツヤとした光沢のある革は、「エナメル革」といって革の表面に合成樹脂の仕上剤を塗って仕上げられています。

そして、もっともよく知られていて人気が高いのは、「ヌメ革」。
ヌメ革は、タンニンでなめしただけの自然に近い状態の革です。

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いかがでしたか。
革によって質感も手触りもまったく違います。
革製品を選ぶ時は、実際に見て触って感じてみてください。
是非、お気に入りの革を見つけてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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