まだまだ日差しが強い毎日ですが、みなさんは日焼け止めは何を基準に選びますか?
自分にあった日焼け止め選びがあることをご存じでしょうか。
今回は元エステティシャンの方に聞いてみた、日焼け止めの選び方、日焼け後のケアについてご紹介します。
――――はじめに、日焼け止めとは何ですか?
日焼け止めとは、紫外線による日焼けから肌を守るためのものです。日焼けをするとシミやインナードライ、そばかす、たるみなどすべての肌トラブルの原因になります。
日焼け止めによる予防のお手入れでキレイなお肌を保つことができます。
――――日焼け止めによく書いてある、SPFとPAとは何ですか?
まず、日焼けの原因の紫外線は「UV-A」と「UV-B」の2種類があります。
UV-Aは、肌の奥まで入り込んでしまう紫外線。インナードライと言って、肌の奥を乾燥させてしまったり、シワ、タルミの原因を作るのがUV-Aです。
UV-Bは、届く範囲は表皮まで。肌の表面のみということです。お肌を黒くしたり、シミの原因になるのはこのUV-Bということです。
つぎはSPFというのは、実は紫外線をカットできる「時間」を表します。SPF1で、約15~20分です。なので、SPF10だと、20×10で200分になり、3時間~4時間は日焼け止め効果があるということです。
SPF50だと、約12~13時間紫外線をカットしていることになります。海やプールなどレジャーの日は50でも十分だと思いますが、日ごろの外出でSPF50はお肌に刺激になってしまうかもしれません。
PAは、シワやたるみの原因となるUV-Aから防止して、肌が黒くなるのを防ぎます。最近だと、PA++++というのがあります。
普段使いは低めの数値で、海や山へ行くときは高めの数値を選んでも大丈夫です。こまめに塗り直すことが大切です。
夏場のケアをしっかりしておかないと、シワ・たるみ・インナードライの原因になってしまいます。。秋頃、化粧水が浸透しない、お肌の皮がめくれてしまう、などそんなトラブルの原因は夏場のケア不足が原因です。正しい日焼け止め選びと、日焼けしてしまった後のケアをしてあげれば秋の肌トラブルで悩まないかもしれませんね!
――――SPFとPAにはそれぞれ効果の違いや意味があるんですね。おどろきました。
日焼け後のケア方法を教えてください。
日焼け後は、アロエなど鎮静効果があるものを塗ることがおすすめです。日焼け後の肌の炎症を抑える効果があります。アロエにはヒアルロン酸、ビタミンが多く含まれています。日焼けで傷んでしまったお肌にアロエをたっぷり塗って、肌の保湿をしてあげましょう!
日焼けはやけどと同じなので、熱いシャワーや湯船につかることは控えたほうがいいですね。
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今回はインタビューに答えていただきありがとうございました。
ぜひ、みなさんも自分に合った日焼け止めを選び、
アフターケアもしっかりとやり、楽しい夏にしましょう!
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