みなさんは、一度でも占いを信じたことはありますか?
日本にはたくさんの占いがありますが、
今回はタイの占いについて紹介します!
タイは占い大国と呼ばれていて、数えきれないくらい多くの種類の占いがあります。占い師は、タイ語で”モードゥー”直訳すると”見る医者”という意味です。
ここでは、ポピュラーなものから一風変わったものまで紹介します!
曜日占い
やはりタイと言えば曜日占いですよね!
タイの人たちの間では、自分の生まれた曜日で運勢を占います。
インド占星術がルーツでになっており、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジアなどの東南アジア地域ではとてもポピュラーな占いです。
1週間は7日間ありますが、「7」は宇宙のリズムや周期を表す数と言われています。つまり、
生まれた曜日は宇宙や星の影響を強く受けており、これにより運勢がわかります。
タイの曜日占いでは、曜日ごとにラッキーカラーもきちんとあります。
生まれた曜日 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | 日曜 |
ラッキーカラー | 紫 | オレンジ | 黒・茶色 | 赤 | ピンク | 青・水色 | 緑 |
禁止色 | 赤 | 黄色・白 | ピンク | 紫 | 黒・茶色 | 緑 | 青・水色 |
タイで曜日占いが有名な寺院もあります!
バンコク市街から少し離れたところにある、「ワットサマーンラッタナーラーム」というお寺です。
~ここではピンクのガネーシャという象がお出迎え~
このお寺では願いが3倍のスピードで叶うと地元民にも、観光客にも大人気です。
お願いの方法は、ガネーシャ象の足元にいるネズミさんへ。
お願いごとをするとき、自分の曜日の色のネズミさんの反対側の耳をふさぎます。
ネズミさんがガネーシャ象にお願いごとを届けてくれると言い伝えがあるそうです。
ホーラサート
タイで最も古いとされている占星術。古くは都市計画にも用いられていました。生年月日や生まれた時間をもとに、丸い円の中に
数字を書き込んで占います。複雑で習得は非常に難しいと言われています。
タロットカード占い
ジプシーカードと呼ばれる西洋のタロットカードを使い、最長で1年先の未来を占うことができるとされています。
タロットカードとホーラサートを組み合わせて占うタイ方式もあります。
携帯番号占い
ビジネスマンや経営者に人気の占いです。
携帯番号がネットワークやコネクション作りに良い番号か、商売に向いている番号かを占います。
自分のラッキーナンバーが入っているかを調べることもあります。
鶏の骨占い
タイの山岳民族の間で見られる占いです。
器に10本ほどの鶏の骨を入れて振ってから逆さまにして蓋をするように置き、骨の並び方(骨が重なっていたり、離れていたり)
を見て占います。
卵占い
昔からある占い方法です。相談者にニワトリの生卵を握らせてから、
占い師が卵を割り落として、白身と黄身の形や色を見て占います。占い師は田舎に多く、バンコクで探すのは難しいです。
タイでは、占ってもらう目的で一番大きく異なることは、
ビジネスマンや商売をしている人が、仕事で迷いが生じた際の突破口を見つけるための
方法の1つとして取り入れているということです。バンコク市内では、会社の昼休みを利用して占い師のもとへ足を運んでいるそうです。
みなさんもぜひタイならではの占いをしてみてはいかがですか!