最近よく目にしたり耳にする「オートミール」について、みなさんはどのくらいご存じでしょうか?
今回はそんな話題の食品”オートミール”をご紹介します!

そもそもオートミールの原料ってなんでしょうか?
それは「オーツ麦」と言われる穀物、麦の一種です。
殻の形が燕(つばめ)の姿に似ていることから燕麦(えんばく)、又は地域によってはカラス麦などとも呼ばれています。
脱穀した後、調理しやすいように加工されたものを一般的にオートミールとよんでいます。
加工にはカットーしたり、一度蒸してからローラーで潰したり、様々な形状があります。
主に東欧や北欧などヨーロッパの寒冷な地方で日本のお米のようにオートミールが食べられていたそうですよ。
そんなオートミールですが、どんな栄養があって摂取することによりどんなメリットがあるのか気になりますよね?
まずメリットをご紹介します。
タイトルにもあります通り「腸活」ができます。
それに伴い、ダイエットや肌質改善にも効果的とも言われています。
女性の悩みによく上がる便秘は改善が難しくお薬に頼ってしまう方もいるのではないでしょうか。
オートミールは一度に摂取する量も多くないのでダイエットにもよく取り入れられています。
不足しがちな栄養素が摂れるのも大きなポイントです。

上記を踏まえて主な成分、栄養素をご紹介したいと思います。
・食物繊維
・植物性たんぱく質
・カルシウム
・鉄分
・ミネラル
・ビタミンE
・ビタミンB1
まず注目したいのは「食物繊維」です。
オートミールには精白米の約20倍、玄米の約3.5倍もの食物繊維が含まれています。
便秘改善でよく注目される成分を毎日の食事で簡単に摂取できるのはとても魅力的ですよね。
しかし、摂取し過ぎには注意してください。
この食物繊維には水溶性食物繊維と溶性食物繊維が含まれていますが、不溶性食物繊維の方が多めです。
不溶性食物繊維ばかり摂り過ぎてしまうと、水分量が足りずに便が硬くなって便秘が悪化してしまったり、消化がうまくできずに下痢になってしまうことがあります。
オートミールを食べるときは必ず水分も同時に摂取することをお勧めします。
そして、植物性たんぱく質も精白米の約2倍の量が含まれており、日本人に不足しがちなカルシウムや鉄分といったミネラルも同時に摂取できます。
ビタミンEには抗酸化作用があるので美容効果も期待できそうですね!
また、ビタミンB1は糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要で血糖値の上昇を抑制してくれる効果があります。
豚肉にも含まれており、疲労回復の効果があるとされていて有名ですよね。
以上が特筆すべき栄養素です。
実は筆者も便秘気味でたまに食べるのですが、食べた次の日のお通じは比較的いいと感じております。
しかし、食べ過ぎは推奨できないので毎日摂取する場合は分量に気をつけましょう。
〜筆者おすすめの食べ方〜
<<オートミールのきのこチーズリゾット風>>
オートミール・・・・・・30グラム
水・・・・・・・・・・・大さじ4
牛乳・・・・・・・・・・100ml
バター・・・・・・・・・10g
ベーコン(4枚入り)・・・・2枚
しめじ・・・・・・・・・1/4株
チーズ・・・・・・・・・お好み
コンソメ・・・・・・・・小さじ1/3
塩胡椒・・・・・・・・・適量
(ブラックペッパー・・・適量)
(パセリ・・・・・・・・適量)
1.バラしたきのこ、バター、ベーコンを鍋で炒める
2.火が通ったら牛乳、水を加えてオートミールを入れる
3.オートミールが膨張してきたら弱火にし、コンソメと塩胡椒で味を調整する
4.チーズを加え、混ぜたら完成!
(5.盛り付けの際、ブラックペッパーやパセリで彩ると気分も上がります!)
※ドロドロになってくると焦げやすいので気をつけてください。
他にも和風な食べ方や、中華風な食べ方があったり、
お菓子に活用するレシピがネットにたくさんあるので色々試してみてください!
ご紹介は以上となります!
この記事で興味を持ってもらえると幸いです!
ご精読ありがとうございました。